シャドーイングの正しいやり方6ステップ|初心者向けに効果とコツを解説

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英語お悩みさん

リスニング力を上げたいけれど、何をすればいいかわからない
・シャドーイングが良いと聞いたけれど、難しくて続かない…

そんな悩みはありませんか?

リスニング上達に効果がある「シャドーイング」。しかし、いきなり音声を追いかけても、実は効果は半減してしまいます。なぜなら、シャドーイングの前のウォーミングアップが足りてないからです。

この記事では、リスニング力を劇的に引き上げる正しいシャドーイングの6ステップを徹底解説します。

この記事でわかること

シャドーイングについて
シャドーイングの正しいやり方6ステップ
シャドーイングの3つの効果

脳の仕組みに基づいた「音声知覚」と「意味理解」をセットで鍛えるアプローチをお伝えします。

それでも一人で英語を勉強し続けるのは、
やっぱりちょっと不安…

その「あと一歩」を越えるのは、
知識ではなく「マインドセット」

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目次

シャドーイングとは

シャドーイング(Shadowing)とは、聞こえてくる英語の音声のすぐ後ろを、影(Shadow)のように追いかけて発音するトレーニング法です。

特にリスニング力を上げるのに効果的です。

もともとは同時通訳者の訓練法として開発されたもので、「聞く」と「話す」を同時に行うため、負荷は高いですが、その分、短期間で劇的な効果が期待できます。

リスニングには「音声知覚」と「意味理解」という脳が音を処理する2つのステップがあります。

  • ステップ1:音声知覚音を言葉として認識するプロセス
  • ステップ2:意味理解(認識した言葉の意味を理解するプロセス

多くの日本人はネイティブのリアルな英語発音に慣れてないため、ステップ1の「音声知覚」に時間がかかり、「意味理解」まで辿り着けません。

シャドーイングを繰り返すことで、「音声知覚」が自動化されます。音を認識する時間が短縮されることで、ステップ2で英語の意味をしっかり理解することができるようになります。

シャドーイングの効果を最大化する6ステップ

シャドーイングは、いきなりやると難易度が高いので、以下6つのステップを丁寧に進めるのがリスニング力UPの最短ルートです。

主な3つのメリットは以下のとおりです。

  • 音声だけ聴く
  • 台本(スクリプト)と日本語訳を確認
  • 1文ごとにオーバーラッピング
  • 全文をオーバーラッピング
  • 台本(スクリプト)付きでシャドーイング
  • 台本なしでシャドーイング

ステップ1: 音声だけ聴く

まずは何も見ずに音声を聴き、どれくらい理解できるかチェックします。どの部分が聞き取れていないかを明確にするためです。

ここで聞き取れなかった原因を、以下の2つに切り分けて考えてみましょう。

知らない単語が含まれていて、音自体も聞き取れない場合
そもそも英語の音を言葉として認識できていない状態です。この場合は、音声知覚に課題があります。

② 単語や文法は知っているのに、音になると聞き取れない場合
知っている英語でも、音の変化やスピードに脳の処理が追いついていない状態です。この場合は、意味理解に課題があります。

音声知覚に課題がある場合、特にステップ3・4のオーバーラッピングに時間をかけ、「英語の音」を最新の状態にアップデートしましょう。 自分が発音できる音は、必ず聞き取れるようになります。

意味理解に課題がある場合、 今から説明するステップ2で内容を深く理解し、ステップ6で情景を浮かべながら発音することに集中しましょう。

ステップ2:台本(スクリプト)と日本語訳を確認

英文と和訳を照らし合わせ、単語や文法の不明点をゼロにします。 意味のわからない音を真似しても、脳には「ただの音」として処理されてしまうからです。

内容を100%理解した「意味のある音」を聴くことで、記憶への定着を高めます。

ステップ3:ー文ごとにオーバーラッピング

台本(スクリプト)を見ながら、音源と「同時に」重なるように発音することで、ネイティブのスピードやリズム感覚を強化するトレーニング。

ステップ4:全文をオーバーラッピング

【目安:5〜10回】

音源を止めずに、スクリプトを見ながら最後まで音源と「同時」に発音し続けます。 これは、全体のスピード感や、英語特有の間の取り方を体に染み込ませるためです。

英語は日本語では使わない口の筋肉を使うので、最初はスピードについていけず難しく感じるかもしれません。

ですが、それは「英語を話すための筋力」を鍛えられている証拠です。口が回らない箇所がなくなり滑らかに言えるようになるまで繰り返し練習しましょう。

ステップ5:台本(スクリプト)付きでシャドーイング

目安:10〜30回

台本(スクリプト)を目で追いながら、音源から0.5秒ほど遅れて発音します。 このステップは、文字(視覚)と音(聴覚)を一致させるために不可欠な作業です。

いきなり音だけでシャドーイングを行うのは難易度が高いため、まずは台本の助けを借りながら、遅れて発音する感覚を掴みます。視覚情報で内容を理解しながら進めることで、音の細部まで意識を向けやすくなります。

ステップ6:台本なしでシャドーイング

目安:10〜30回

最後は何も見ず、聞こえてくる音だけを頼りに0.5秒ほど遅れて発音します。 全神経を「音」と「意味のイメージ」に集中させることで、英語を英語のまま理解する「英語脳」を完成させます。

音源と同じように、意味を噛み締めながら言えたらコンプリートです!

どうしてもシャドーイングが難しく感じる場合は、シャドーイングより負荷がない「ディクテーション」がオススメです。

シャドーイングとオーバーラッピングの違い

シャドーイングとオーバーラッピングは共に音源を使って発音する練習ですが、大きな違いは台本(スクリプト)の有無と発音のタイミングにあります。

トレーニングオーバーラッピングシャドーイング
方法音源と同時に発音音源の少し後を追う 
視覚情報スクリプトを見るスクリプトを見ない
目的リズム・速度に慣れる音声知覚の自動化
英語お悩みさん

どちらを先にやるべき?

まずは台本を見ながら音源と同時に発音するオーバーラッピングから始めて、視覚の助けを借りて口の筋力とリズムの土台を作っていきます。

シャドーイングディクテーションとの違い

「聴いた音を口に出す」のがシャドーイング、「聴いた音を書き出す」のがディクテーションです。

トレーニングディクテーションシャドーイング
目的弱点の可視化リズムの定着
効果音声知覚・意味理解・短期記憶の向上音声知覚・発音の向上
特徴1音残さず正確に書き取る音の後に遅れて発音する

オーバーラッピングやシャドーイングなどで「音が速すぎて口が回らない」と感じるなら、まずは耳と手を使うディクテーションから始めましょう。

シャドーイングから得られる3つの効果

シャドーイングを継続して行うことで3つの効果をもたらします。

  • リスニング力が上がる
  • 正しい発音ができる
  • スピーキング力が上がる

1. リスニング力が上がる

音の変化表

種類ルール
リンキング前の単語の最後と、次の単語の頭が繋がるCheck it.(チェキッ
Get up.(ゲラップ
リダクション本来あるはずの音が消えるGood night.(グッナイ
Stop it.(スタッピッ
アッシミレーション隣り合う音が混ざって別の音になるWant you.(ワンチュー
Could you?(クッヂュー
フラップのT母音に挟まれたTが「ラ行」のような音になるWater.(ワーラー
Better.(ベラー
弱化重要でない単語の音が曖昧になるFor you.(フユ
And you?(エニュ

英語特有の音の変化をシャドーイングで再現できるようになると、今まで聞こえなかった音がクリアな「言葉」として認識できるようになり、リスニング力がUPします。

2.  正しい発音ができる

ネイティブの話し方をそのままマネすることで、英語らしいリズムや強弱、抑揚が身につきます。

発音が相手に伝わることで自信に変わります。

3. スピーキング力が上がる

シャドーイングで何度も繰り返したフレーズは、頭ではなく「口」が覚えます。

スポーツや筋トレのように、正しい音とリズムを繰り返すことで、実際の会話でも考え込まずにスッと英語が出やすくなります。

シャドーイングで効果を出すためのポイントまとめ

シャドーイングは負荷が高い分、正しく取り組めばリスニングの壁を必ず突破できる効果的なトレーニング法です。

トレーニングを行う上での重要なポイントは以下のとおりです。

  • 「音声知覚」を自動化し、英語を英語のまま理解する
  • リスニング・発音・スピーキングを同時に鍛える
  • 6つのステップでシャドーイングの効果を最大限にする
  • リスニングにおいて自分の弱点を把握する

まずは1日10分続けてみましょう!

英語は完璧でなくても続けることで少しずつ成長します。 半年後、今よりも英語を聞き取れるようになっていることを楽しみに、今日から一歩踏み出してみませんか?

よくある質問

スピードが速すぎて、全く口が回りません…

教材のレベルを少し下げるか、再生速度を落としてみましょう。 

無理に速い音源で「形だけ」真似しても効果は薄いです。まずは音声を0.75倍速に落として確実に言えるようにしてから、徐々に標準スピードに戻していくのが効果的です。

自分の声が邪魔で、音源がよく聞こえません…

片耳だけイヤホンをして練習してみてください。

片耳で音源を聴き、もう片方の耳で自分の発音をチェックすることで、音のズレに気づきやすくなります。

1日どれくらいやれば効果が出ますか?

まずは「1日15分」を2週間続けてみてください。

時間よりも「毎日触れること」が重要です。早い方なら2週間ほどで、ふとした瞬間に「英語がクリアに聞こえる!」という感覚を味わえるはずです。

意味を考えながら発音するのが難しいです

最初は「音」だけに集中してOKです! 

ステップ5までは音マネに集中しましょう。口がしっかり回るレベルまで慣れてから、最後のステップ6で「意味のイメージ」を乗せていくのが、脳に負担をかけない賢いやり方です。

毎日続ける自信がありません。三日坊主を防ぐコツは?

「スキマ時間」をシャドーイング専用の時間に決めてしまいましょう。

机に向かって「さあやるぞ!」と意気込むとハードルが上がります。

おすすめは、通勤・通学の歩いている時間や、SNSをチェックしている時間を「シャドーイングの時間」に変えることで、負荷が少くなく続けやすいです。

英語の上達はマインドセットから

英語が続く人と、途中で止まってしまう人の違いは、知識やセンスよりも、「間違えても大丈夫」と思える気持ちだったりする。

英語お悩みさん

「英語に自信がなくて一歩踏み出せない…」
「失敗するのが怖くて話せない…」
「完璧な英語じゃないと通じない…」

こうした無意識のブレーキが、
英語の上達を遠ざけちゃうんだ。

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そんな方は、

英語そのものだけでなく、 考え方や向き合い方から整える《HACHIDORI 英語コーチング》で、少しずつ話せる感覚を一緒に身につけていこう!

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ハチドリくん

【今日の名言】
Your dream is worth the effort.(あなたの夢は、努力する価値があるものだ。)

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この記事を書いた人

HACHIDORI英語コーチ&オウンドメディアライター。2016〜2024年までカナダ在住。ワーキングホリデーをきっかけに英語を学び直し、現地カレッジの医療系専門学校に進学。卒業後は現地の歯科クリニックにて、歯科助手・受付として勤務。現在は、「学校では学ばないリアルな英語」と「自信が育つマインドセット」を大切に、HACHIDORIの英語コーチとして活動中。

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