「リスニングが一向に上達しない…」
「単語や文法はわかるのに、ネイティブの英語が全く聞き取れない…」
などの悩みを抱えていませんか?
実は、リスニング力を劇的に引き上げるためには、ただ闇雲に英語を聞き流すのではなく、「音を正しく認識する力」を鍛える必要があります。
そこで今回ご紹介するのが、通訳者のトレーニングでも使われる強力な学習法「ディクテーション」です。
リスニングに効く「3つの効果」
ディクテーションの正しいやり方5ステップ
ディクテーションを効果的に行う方法3つ
「なんとなく聞き取れる」から「一語一語理解できる」自分へと進化するための第一歩を、ここから踏み出しましょう!
リスニングやスピーキング力をUPさせるならパラフレーズもマスターしましょう。
それでも一人で英語を勉強し続けるのは、
やっぱりちょっと不安…
その「あと一歩」を越えるのは、
知識ではなく「マインドセット」
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ディクテーションとは
ディクテーション(Dictation)とは、流れてくる英文を聞き取り、一言一句正確に書き取るトレーニングです。
一見シンプルですが、実はリスニング強化に不可欠な「脳の三大回路」を同時に鍛えられるため、非常に効果の高い学習法です。
- 音声知覚
「音」を正確にキャッチする(例:Check it out が「チェケラ」のように繋がって聞こえる現象に気づく)
↓ - 意味理解
文法や文脈から内容を理解する(例:聞こえにくい動詞のSは 「主語が He だから付くはずだ」と知識で補う)
↓ - 短期記憶
書き出すまでの間、リスニング内容を一時的に記憶する
この3つをフル回転させることで、「なぜ聞き取れないのか」という弱点をハッキリ見える化できます。
ディクテーションがもたらす効果的3つ
ディクテーションは、単に耳を鍛えるだけでなく、英語の基礎体力を総合的に引き上げてくれます。
主な3つのメリットは以下のとおりです。
- リスニング力が向上する
- 文法知識が「使えるレベル」に定着する
- アウトプット(書く・話す)の質が上がる
1. リスニング力が向上する
一言一句を書き出そうとすることで、これまで「なんとなく」聞き流していた音が、しっかりとした単語や文章として理解できるようになります。
また、単語同士がつながる音(リンキング)や、消えかかっている小さな音(リダクション)まで拾い上げる習慣がつくため、英語全体の聞き取り精度が向上します。
2. 文法知識が「使えるレベル」に定着する
知っている単語や文法は、実際どう使われているかを知らなければ聞き取りが難しいです。
ディクテーションのトレーニングを行うことで、a や the などの冠詞、複数形の s、時制の変化に意識が向きます。これにより、「知識としての文法」が「音として認識できる文法」へと変化します。
3. アウトプット(書く・話す)の質が上がる
意外かもしれませんが、ディクテーションはスピーキングやライティングにも効果的です。 正確な英文を書き写す作業を繰り返すことで、正しい語順やフレーズが自然と定着します。
「自分でゼロから作る」のではなく、ネイティブが使う「正しい型を再現する」経験を積むことで、アウトプットの精度も向上していきます。
ただ聞くだけでなく「書く」という動作を加えることで、記憶への定着率がグンッと高まります。
ディクテーションとシャドーイングの違い
「リスニング対策といえばシャドーイングじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。実は、この2つは「鍛えられる筋肉」が違います。
| トレーニング | 主な目的 | 効果 | 特徴 |
| ディクテーション | 弱点の可視化 | 音声知覚・意味理解・短期記憶の向上 | 1音残さず正確に書き取る |
| シャドーイング | リズムの定着 | 音声知覚・発音の向上 | 音の後に遅れて発音する |
どちらを先にやるべき?
まずはディクテーションから始めるのがおすすめです。正確に聞き取れていない(音を認識できていない)状態でシャドーイングをしても、結局「なんとなく」の音を真似するだけで終わってしまいます。
- ディクテーションで「どこが聞こえないか」をハッキリさせる
↓ - シャドーイングでその音を「自分の口で再現できる」ようにする
この順番で取り組むことで、リスニング力は飛躍的に向上します。
【実践】ディクテーションの正しい5ステップ
ディクテーションは、ただ書き写すだけでは効果が半減してしまいます。正しいトレーニング方法を5ステップで説明します。
Youtubeや海外ドラマ・映画、ポッドキャストなどの音声に英語字幕がある教材を選びます。
レベルの目安は、「一度聞いて内容が8割くらい理解できるもの」。難しすぎると書き取る作業だけで終わってしまったり、挫折の原因になります。
子供向け番組やアニメは比較的簡単な英語で表現しているので英語初心者さんにオススメだよ!
私はディズニー映画を使って勉強しました。ストーリーを知っている作品なら、英語でも内容が推測しやすいから楽しく続けられます!
1〜2回台本(スクリプト)なしで、音だけ聞いて大体の内容を理解しましょう。
どこで誰が何について話しているのか、全体像をイメージしましょう。
- 音声を再生し、意味の区切りで止める。
↓ - 聞こえた通りに書き出す。
↓ - 1回で聞き取れなくても、3〜5回まで聞き直す。
どうしても聞き取れない部分は、カタカナでメモするか、空欄でも大丈夫です。「なぜ聞こえないのか」を明確にすることが目的です。
書き終わったら、台本(スクリプト)を見て答え合わせをします。
- 単語のスペルミスか?
- 音声変化で聞き取れなかったのか?
- 知らない単語だったのか?
自分の苦手を分析し、「聞こえなかった原因」を特定します。
「書き取って終わり」は非常にもったいないです!
修正した英文を見ながら、音源に合わせて同時に発音する(オーバーラッピング)、または少し遅れて発音する(シャドーイング)を行い、音と意味の両方を脳に定着させます。
オーバーラッピングとは
台本(スクリプト)を見ながら、音源と「同時に」重なるように発音することで、ネイティブのスピードやリズム感覚を強化するトレーニング。
シャドーイングとは
流れる英語音声のすぐ後を、影(Shadow)のように追いかけて発音するリスニングとスピーキング力向上に効果的なトレーニング。
ディクテーションを効果化的に行う方法3つ
以下は着実にリスニング力を伸ばすための方法3つです。
- 興味のあるジャンルを選ぶ
- 自分のレベルに合ったものを選ぶ
- 短時間で毎日続ける
1. 興味のあるジャンルを選ぶ
好きな海外ドラマのワンシーンや、興味のあるニュースなどの音声だと多少難しい表現が出てきても「内容を知りたい」という気持ちが勝り、モチベーションを保ちながらディクテーションを行えます。
【ディクテーション向け学習素材例】
- YouTube
- TED Talks
- ポッドキャスト
また、背景知識がある内容なら音を推測しやすいため、挫折しにくいです。
2. 自分のレベルに合ったものを選ぶ
「少し頑張れば聞き取れる」くらいの難易度が、最も学習効率を高めます。台本(スクリプト)を見たときに、およそ8割の単語を知っているものを選ぶのがベストです。
最初から一言も聞き取れないような難しい音源は避け、まずは30秒〜1分程度の短い音声から始めて、集中力を切らさずに最後までやり遂げる感覚を掴みましょう。
3. 短時間で毎日続ける
ディクテーションは「脳の筋トレ」と同じで、一度に長時間やるよりも、毎日少しずつ英語の音に触れることが大切です。「1日1文だけ書き出す」といった小さな目標でも構いません。
15分程度の短い時間でも毎日継続することで、耳が英語のリズムに慣れ、少しずつ変化を実感できるようになります。
ディクテーションでリスニングの「壁」を突破しよう
ディクテーションは、リスニングの弱点を知り、強化するためのトレーニングです。
このトレーニングには3つのメリットがあります。
- リスニング力の向上(音が言葉としてくっきり聞こえるようになる)
- 文法知識の定着(冠詞や時制など、細かいルールを音で認識できる)
- アウトプットの質アップ(正しい語順やフレーズが自然と身につく)
決して楽な作業ではありませんが、「なんとなく聞き流している状態」から抜け出すために必要なステップです。
よくある質問
- 全く聞き取れず、空欄ばかりになってしまいます……
教材のレベルを少し下げてみましょう。
最初から完璧にするのは難しいものです。まずは「台本(スクリプト)を読めば8割くらい理解できる」レベルの、短くてゆっくりな音源を選んでみてください。最初は半分埋まれば十分です。
- 1日にどれくらいの量をやればいいですか?
「量」よりも「継続」を意識しましょう。
1時間かけて一度にやるよりも、15分程度で数分間、集中して取り組む方が効果的です。スキマ時間を利用して「毎日英語の音に触れる」習慣を作ることが、リスニング力向上に繋がります。
- 紙に書くのと、タイピングするのはどちらが良いですか?
どちらでもOKです。続けやすい方を選んでください。
紙に書く方が記憶に残りやすいと言われますが、タイピングは修正が楽でスピードも上がります。大切なのは「書き出す」というアウトプットのプロセスそのものです。ストレスの少ない方法を選びましょう。
- 意味がわからない単語も書き取るべきですか?
まずは「聞こえたまま」を書き出してみてください。
意味がわからなくても、音を正確に拾おうとすることが耳のトレーニングになります。書き取った後に台本(スクリプト)で意味を確認し、「この音はこの単語だったんだ!」と一致させることで、語彙力も同時に鍛えられます。
- ディクテーションとシャドーイング、どちらが効果的ですか?
目的が異なります。まずはディクテーションで「弱点の可視化」をしましょう。
ディクテーションは「正確に聞き取れているか」を確認する作業、シャドーイングは「英語のリズムやスピードに慣れる」作業です。
まずはディクテーションで自分の弱点を見つけ、その後に仕上げとしてシャドーイングを行うのが最も効率的な流れです。
英語の上達はマインドセットから
英語が続く人と、途中で止まってしまう人の違いは、知識やセンスよりも、「間違えても大丈夫」と思える気持ちだったりする。
「英語に自信がなくて一歩踏み出せない…」
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こうした無意識のブレーキが、
英語の上達を遠ざけちゃうんだ。
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【今日の名言】
Success is what you do every day.
(成功とは、毎日やる事の中にこそある。)
