
こんにちは、カナダ在住のメイです!
カナダでワーホリ中、仕事探しに必須なのが英文の履歴書です。
だけど、「英文の履歴書ってどうやって作るの?」とか「日本と同じように用紙に記入すればいいの?」と思われる方も多いことでしょう。
そこで、今回はカナダワーホリの履歴書の書き方を分かりやすく説明していきます。
カナダの履歴書の書き方5ステップ
英文履歴書の作成に便利なツール3つ
それでは、一つずつチェックしていきましょう!
日本とカナダで違う履歴書の書き方4つ
カナダで仕事を探すのに必要な履歴書。英語では「Resume」(レジュメ)と言います。
カナダのレジュメの書き方は、日本と異なるとこが4つあります。
- 手書きではなくデジタル
- 年齢や顔写真などは不要
- デザインが自由自在
- 用紙サイズは Letter size
1. 手書きではなくデジタル
日本の履歴書は決まった用紙に手書きが一般的ですが、カナダの履歴書はパソコンまたはスマホ入力です。
WindowsならWord(ワード)、MacならGoogle Chrome(グーグルクローム)の「ドキュメント」を履歴書作成に使います。
また、保存ファイル形式をPDFにしておくと、履歴書をメールで送るときに添付ができます。
2. 年齢や顔写真などは不要
カナダで履歴書を作成する場合、次の5つの項目は必要ありません。
- 年齢
- 性別
- 顔写真
- 国籍
- 配偶者や扶養の有無
理由は、性別や見た目、人種などで差別されないようにするためです。つまり、経歴や資格だけを基準に応募者を審査するということです。
3. デザインが自由自在
カナダの履歴書は日本と違い、自分で好きなデザインやレイアウトにすることができます。白黒はもちろん、色をつけることもできます。ただ、履歴書なので派手なデザインになりすぎないよう注意しましょう。
4. 用紙サイズは Letter size
カナダで履歴書の用紙サイズは「 Letter size」が主流です。 Letter size はA4サイズよりも縦が短く横が長いです。また、履歴書の枚数は1〜2ページが理想的とされています。
【見本付き】ワーホリ履歴書の書き方5ステップ
日本とカナダで履歴書の書き方が違うということをお伝えしてきました。
次は、ワーホリの履歴書作成に必要な5項目を一つずつ分かりやすく説明していきます。
- Personal Information(個人情報)
- Objective(志望動機)
- Work Experience(職歴)
- Education(学歴)
- Skills and Certificate(技術と資格)
1. Personal Information(個人情報)
履歴書の一番上には名前や連絡先などの個人情報を書きます。順番は次のとおりです。
- 名前
- ワーホリ滞在先の住所と郵便番号
- 現地で利用している電話番号
- メールアドレス
一目でわかるように、名前の字体は大きくしましょう。
メールアドレスは、名前と関連したものにすると雇用主にとって分かりやすく、見た目もプロフェッショナルです。また、カナダの住所の書き方は日本と違うので間違わないように注意しましょう。
2. Objective(志望動機)
Objective(志望動機)は、応募した仕事に対する意欲を示したり、自己アピールをする部分です。
例えば、レストランに応募する場合、レストラン内での希望ポジションや、なぜ自分がそのポジションに適しているのかを書きます。
読む人が分かりやすいようにシンプルにまとめましょう。Objective(志望動機)は、3行〜4行書くのが目安です。
また、Objective(志望動機)は、履歴書で一番最初に読まれる重要な部分なので、履歴書全体に目を通してもらえるように、応募する仕事に関連する内容を書きましょう。
Work Experience(職歴)
カナダでは、アルバイトや正社員、ボランティア関係なく全て職歴として掲載できます。
職歴は、直近から過去の仕事順に書きます。書き方は箇条書きがオススメで、書く内容は次のとおりです。
- 会社名
- 勤務地
- 勤務期間
- 役職
- 具体的な仕事内容や経験 など
職歴は、なるべく応募する職種と関係のあるものを書くようにしましょう。
Education(学歴)
学歴も職歴と同じで、直近から過去順に書きます。書く内容は次のとおりです。
- 学校名
- 学部
- 学位
- 所属期間
- 卒業した学校の国 など
休学やまだ学校を卒業してない場合は「入学した月と西暦 ー Present」と書きます。逆に、学校に入学予定であれば、「入学予定の月と西暦 ー Future」と描きます。
カナダでは、基本的に高校までは学歴に入らないため書く必要はありません。
Skills and Certificate(技術と資格)
スキルや資格はなるべく多く書きましょう。また、応募する仕事に関連のあるものを書きましょう。
例えば、トロントのレストランやバーなど、お酒を提供する飲食店で働く場合「Smart Serve」という免許が必要です。なので、応募する前に資格を取って履歴書に書いておくと有利です。
英文履歴書サンプル
以下は、レストランのサーバーの仕事探し用に作られた履歴書サンプルです。
英文履歴書の作成におすすめなツール
英文履歴書を作るときに、作業効率をアップさせてくれる便利なツールが全部で3つあります。
- スペルチェック用:Grammarly(グラマリー)
- デザイン用:Canva(キャンバ )
- 自動でサクッと英文履歴書作成ツール
それでは、一つずつ紹介していきます。
1.スペルチェック用:Grammarly(グラマリー)
画像の提供:Grammarly
英文履歴書を書く時に、重要なのが正しい文法やスペルです。
間違った文法やスペルミスがあると、履歴書をちゃんと見直してないと思われ、面接に落ちる原因になってしまうかもしれません。
Grammarly(グラマリー)は、入力した文法や単語のスペルをチェックしてくれる便利なツールで、アプリやGoogleの拡張機能を通して利用が可能です。しかも、基本的に無料で使えるので、持っていて損はないです。

私も普段からGrammarlyを使っています。スペルがわからないときに検索する手間がはぶけてラクです。
2. デザイン用:Canva(キャンバ )
カナダでは自分で履歴書のデザインや構成を考えないといけません。でも、一から自分で作るのは大変です。
Canva(キャンバ )を使えば一瞬で好きなデザインの履歴書を作れます。
Canva(キャンバ )は、無料デザインツールで、履歴書テンプレートが100個以上あるので、デザイン選びには困りません。
3. 自動でサクッと英文履歴書作成ツール
ワーホリに来たばかりで、英文の履歴書作成にまだ自信がないという方にオススメなのが、英文履歴書作成ツールです。
こちらは、マイルストーンカナダ留学センターが運営する「ワーホリシロップ」のサイト上で、必要な項目を入力するだけで英文履歴書を自動作成してくれます。
やり方は簡単3ステップです。
- ステップ1:新規アカウントを作成(既にアカウントがある方はログインする)
- ステップ2:必要な項目を入力
- ステップ3:3種類ある履歴書のデザインから好きなものを選択
特に、語学学校が忙しくてレジュメを作る時間がなかったり、自分の英語力に自信がないという人は英文履歴書作成ツールを使って、慣れてきたら自分で作成するのも全然アリです。
まとめ:面接につながる英文履歴書を作成しましょう!
いかがでしたか?
カナダでワーホリ中に必要な履歴書の書き方をご紹介しました。重要なポイントは次のとおりです。
- 日本とカナダで違う履歴書の書き方を知る
- カナダの履歴書に必要な5項目を入れる
- 英文履歴書の作成に便利なツールをフル活用する
日本語で履歴書を書く時もそうですが、履歴書作成には時間がかかります。応募した翌日に面接なんてこともあるので、履歴書は前もって用意しておきましょう。
また、違う職業に複数応募するときは、職業ごとに求める人材が異なるので、職業にあわせて履歴書の内容も変えることをオススメします。
ツールを使って文法やスペルミスがないか確認できますが、それでも不安なときはホストファミリーや学校の先生にチェックしてもらい、履歴書の完成度を高めていきましょう。
最後まで読んでいただき、有り難うございました。

Have a good one!